あらすじ
「あ〜あ、来週の金曜、俺の誕生日やねんな。ええ歳こいても、みんなに『おめでとう』言ってもらえたら、そら幸せなことやろなぁ……(チラッ)」
古谷部長がある日手に入れた「宝物」。
月の落とし子であり、一本のエルメスでもある。
彼の自尊心を満たしたそれが、オフィスに小さな波紋を呼んで…
宝物を手にした古谷部長はどこに向かうのか。
三話ある物語は全て同じ物語です。
一話目は幻想的で、無意味な幻想と雑音のような思想の中に真実が含まれています。
「これは何のことを言ってるの?」
そんな謎解き気分で読んでみたい方にオススメ!
一話目を読んで、ちょっと意味がわからなすぎる。で、結局何が起きてるわけ?と、イラッとした方には二話目がオススメ!オフィスで起きたちょっと不穏な嫌がらせ(に留まらない殺意)を正しく摂取していただけます。
あぁ、二話目も読んでもらえない方、どうか私の小説を見捨てないでください!
三話目に、報告書風にまとめました。こちらで出来事だけ摂取していただけます。
稲垣足穂の『弥勒』の影響を多大に受けて書きました。
シュルレアリスムを目指しました。