あらすじ

プリムローズ伯爵家の令嬢は、誰もが羨む美しい双子だ。名前は、シルヴィアとモニカ。

二人は驚くほどよく似ていて、ハッキリわかる違いといえば、髪型や好む服装くらい。
よく見れば、シルヴィアは少しつり目で、モニカはやや垂れ目だけれど……一目で見分けるのは難しく、時には両親ですら間違えるほどだった。

そんな双子の姉・シルヴィアには、ひそかなコンプレックスがある。
それは、妹のモニカが誰からも愛される存在であること。

礼儀作法も勉学も、シルヴィアの方が秀でていた。だが優秀で真面目すぎるが故に、所謂「可愛げがない子」と言われることもある。
対してモニカは、運動神経抜群で天真爛漫。自然と周囲を惹きつける愛嬌を持っていた。

そんなある日、シルヴィアのもとへ婚約の申し込みが届く。相手は、名門ルディントン侯爵家の嫡男・セオドア。
突然の縁談に戸惑いながらも、シルヴィアは婚約を受け入れる。
しかしセオドアと言葉を交わすうちに、彼がある勘違いをしていることに気付いてしまう。

____彼が本当に求婚したかった相手は、シルヴィアではなく、双子の妹・モニカだということに。

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アルファポリス
アルファポリス2026/05/12
  • 現在の作品双子の妹と間違えられたまま結婚してしまったので、私は静かに身を引こうと思います。