あらすじ
夜。おれは人けのない公園の端、木々が密に茂る陰に身を滑り込ませた。葉や幹の隙間から公園の外灯の光が細く差し込んでいるが、ほとんど闇に近い。ここなら気づかれないだろう。
おれは念のためにもう一度周囲を見回し、誰もいないことを確認してからズボンを下ろした。
もう尿意が限界だったのだ。膀胱は張りつめ、パンパンのパンパンパン。家までは歩いて十分ほど。我慢できなくもないし、そのつもりだったが、あたりに人影はなく、「もういいか」と思ったのだ。
立ちションなんて小学生のとき以来だ。どこか懐かしくありつつも、妙に新鮮な気分だ。胸の奥がそわそわして落ち着かず、少し高揚しながらおれは下着を下ろした。