あらすじ
人付き合いは悪くないけれど、どこか周囲と距離を置いて過ごしていた高校二年生・朝倉悠真。
新学期、新しいクラスにも特別な期待はしていなかった。
そんな悠真が放課後の教室で出会ったのは、クラスの人気者・白石結衣だった。
数学の追試をきっかけに少しずつ距離を縮めていく二人。放課後の勉強、文化祭の準備、帰り道の何気ない会話――当たり前のような毎日が、いつしか悠真にとって特別な時間になっていく。
けれど、人気者の結衣を見ていると、自分とは釣り合わないのではないかという不安も消えなかった。
文化祭前夜、静かな教室で結衣がこぼした「終わったら離れてしまいそうで怖い」という本音。
その言葉をきっかけに、悠真は自分の気持ちを伝える決意をする。