あらすじ
20XX年、日本では「未成年更生支援法」の施行により、補導された問題のある高校生は「補導専用夜行列車(通称:ナイトライン)」で更生施設まで護送されるという制度が始まっていた。
桐嶋ハルカ(17歳)は、強い感情が爆発すると周りのものが吹き飛ぶ「念動力」を持つ女子高生。その力を死に物狂いで隠してきた彼女は、ある夜のどうしようもないトラブルで補導され、ナイトラインに乗り込むことになる。
車内にいたのは、やばい連中ばかりだった。元アイドルの落ちこぼれ、天才ハッカー少女、喧嘩最強の元番長、それから——「施設まで護送する」はずの列車は、三日経っても着かない。
暴走する密閉空間で、ハルカたちは少しずつ打ち解け、衝突し、そして「この列車が本当に何をしているのか」に気づき始める。
社会不適合者と烙印を押されたはみ出し者たちが、自分たちを排除しようとする「何か」に立ち向かう——爆走青春SFコメディ。