あらすじ
一昔前、ある宰相によってその国は平和になった。
彼がしたことは身分制度を整えることだった。
能力があり社会的に重要な者は上流、一般市民は中流、無能力もしくはある程度の犯罪を犯した者は下流とされた。
ただ、親が上流でも無能力なら下流とされ、逆に下流でも能力があれば上流となれる超実力体制だった。階級によって住む場所も指定され他の階級の様子を皆しらなかった。
高校生の海原陸(かいばらりく)は友人に暴力をふるい中流から下流に落とされた。
そこで彼が見たのは下流の人間が奴隷のように扱われていた所だった。
それに彼は疑問を持つ。これは平和なのか?と。
一方、現宰相の才崎英(さいざきすぐる)はこのまま能力主義をすることで平和を保てて、発展もできると、考える。そうすれば正しい人間が損しない世の中になると考えた。
どちらも正しいといえるがゆえにやがてその正しさは交差し、一つの火種を生む。
はたしてどうなるのか?
どちらが正しいのか?