あらすじ
漢字が苦手で困っている「おれ」が不思議な筆を拾うと……!!
文字の神様が現れて、楽しい漢字の学習方法を教えてくれた!
漢字を楽しく覚えていくよっ!
学習漫画ならぬ、学習児童小説です。
(本文は約55000字です)
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読み書きに困難がある、ディスレクシアという障害。
障害と書いてしまうと大げさに思えるだろうけど、
読み書きが苦手である人は一定数いると思います。
特に、小学校の高学年に入ってから、漢字を書くことがとても難しくなります。
一文字を書くのに、とてつもなく時間がかかる。
なぞって書くのも難しい。
きれいに書けない。
漢字の宿題だけ、びっくりするくらい、時間がかかる。
そして、板書をすること、ノートを書くことが苦手。
メモをとることもなんだかできない。
こういう状況が、「書くこと」が苦手なのです。
「書くこと」が苦手だと、馬鹿なのだと思われがちです。
でも、馬鹿なわけではないのです。
読み書きが苦手なだけ。
このお話では、書くことが苦手な子が、
どのようにしたら漢字を覚えていけるか、ということを書きました。
書くことが苦手な子は、書いても漢字は覚えられません。
そして、ここに挙げた覚え方は、書くことが得意な子であっても
とても覚えやすいやり方です。
***以下あらすじ(ネタバレ注意!)***
【あらすじ】
主人公、橘和樹は五年生になったばかりで、漢字が苦手です。
運動も苦手で、これまでは苦手なことは避けてきました。
でも、不思議な筆を拾い、文字の神様である橘大夫と出会ったことで、これまでにない漢字の勉強方法を知りました。
ダジャレや呪文などを使って、覚えるやり方です。
そして、頑張って漢字を覚えていきます。
その過程で、親友の星野潤との仲も深まり、また片瀬怜愛や鈴木優子とも仲良くなっていきます。
橘和樹は片瀬怜愛とは同じマンションに住んでいて、彼女にほのかな恋心を抱いています。
そして、漢字以外のこと、水泳や運動会のダンス、文化祭の景品づくりにも前向きに一生懸命取り組んでいきます。
文字の神様、橘大夫に漢字を教えてもらいながら、頑張ることのたいせつさ、友だちといっしょに行うことの喜びを知っていくお話です。
最後は友だちみんなと、名前の意味を自分で調べて考え、親の愛を知り、名前のような人間になろうと希望を持って終わります。