あらすじ

王国北方辺境。 雪と飢えと戦争が日常になった土地で、四男として生まれた少年レヴェンは、村の徴募によって辺境砦へ送られる。 読み書きも十分ではなく、家族からも疎まれ、ただ生き延びるためだけに軍へ来た少年。しかし灰枝砦防衛戦において、彼は常識外れの観察眼と戦場適応能力を見せ始める。 敵重装兵の隙を見抜き、魔導兵の防壁を射抜き、武器や鎧の“歪み”を感覚的に捉える異質な力。 北方軍副将アルヴァーンの推薦を受け、王都の軍術学院へ送られることになる。 だが王都は、戦場とは別種の地獄だった。 貴族社会。 軍閥。 魔導院。 中央軍と地方軍の対立。 血筋で人を測る学院制度。 辺境出身、姓なし、平民、そして正体不明の属性反応を持つ少年は、多くの思惑の中心へ巻き込まれていく。 武器とは何か。 兵とは何か。 王国とは何か。 ただ生き延びたかっただけの少年は、いつしか王国の戦場そのものを変える存在になっていく。

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カクヨム
カクヨム2026/05/11
  • 現在の作品灰枝のレヴェン