あらすじ

高2の夏、事故によって二年の月日を失った市川日向。退院した彼女を待っていたのは、中学からの腐れ縁だったはずの幼馴染・瀬戸理人だった。 他人行儀に接する日向に対し、理人はどこか突き放すような、けれど時折ひどく悲しげな視線を向ける。理人は「思い出さなくていい」と頑なに拒むが、日向の体は、彼と目が合うたびに騒ぎ出す鼓動を無視できない。 図書室での偶然の接触、雨の日の屋上で見せた理人の剥き出しの独占欲――。 断片的に蘇る記憶の欠片は、どれも甘くて苦い、二人の「秘密」を暗示していた。 「思い出したら、お前はきっと後悔する」 彼が隠し続ける真実とは何なのか。 あの日、屋上で交わされるはずだった言葉は、今度こそ届くのか。 記憶の空白を埋めていく、じれったくて切ない再愛の物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/05/11
  • 現在の作品記憶の空白、君の残熱