あらすじ
アイリスの婚約者であるガレスは、いつも彼の幼馴染であるイスルデの看病を優先した。
そのため、本来ならばアイリスと参加するべきパーティーや茶会を欠席し、一人で参加せざるを得なくなったアイリスは、居心地の悪さを感じるのだった。
本来ならばイスルデの看病は使用人の仕事。貴族であり、そもそも婚約者を持つ身のガレスがやることではない。
しかしガレスは「俺が行かないとイスルデは寂しがるから」と聞く耳を持たない。
その末、ガレスはアイリスに婚約破棄を突き付ける。
「イスルデを心から愛してしまった」からだと言う。
しかしそれが致命的な行動であることを、この時ガレスも、そしてイスルデも知らなかった。
二人は突如として兵士によって連行され、国王陛下の前に引きずり出された。
彼らは知らなかったのだ。常に行事を欠席するガレスが裏で何と言われているか。そして、国王陛下を怒らせてしまったという事実を。
事態を把握できない彼らに、国王はある命令をする。
それは、命がけのデスゲームの始まりだった。