あらすじ
気が強くて、何でもそつなくこなせる桃花。でも、幼なじみの蓮にだけは、どうしても素直になれない。
「付き合うか?」なんて軽く言う蓮が憎らしい。それでも、喉から手が出るほど好きなのは、桃花の方だった。
告白して親友関係が壊れるくらいなら、このままでいい。そう強がっていたある日、高熱で倒れた桃花の元に、蓮が桃缶を持って現れた。
泣いてしまったのは、熱のせいじゃないと、自分でも分かってる。
素直になれない女の子と、不器用に距離を縮めようとする男の子。ふたりの間に、はじまりの恋がゆっくりと実っていく。