あらすじ
異能力が存在するこの世界で、僕は気づけばスラム街の路上で生活していた。
思い出せるのは自分の名前だけ、苗字すら思い出せない。
この治安の荒れた場所で、気の狂った流浪者から身を守る術は何故か体が覚えていた。
いつも通り流浪者を返り討ちにして一息ついていると、突然目の前に見覚えのない女が現れた。
「とある噂を聞きつけてね、どうやら私が探していたのは君らしい」
妖しい雰囲気のその女は、笑みを浮かべてから僕にその一言を告げた。
「─────君の名前は、『ハルサ』と言ったかな?私の所で働かないかい?」