あらすじ

婚約者テリウスとの甘い時間を楽しみにしていたエリー。 しかし約束の日、彼は「病弱な従妹アリシアの看病」を理由に現れなかった。 数日後に街で再会した二人。 テリウスの隣には、か弱く寄り添う従妹アリシアの姿。 そして彼女は――まるで当然のように彼の袖を掴んでいた。 違和感を覚えながらも、エリーは笑顔でやり過ごす。 けれど再び訪れたデートの日、今度はカフェの最中に「アリシアが倒れた」と呼び出され、テリウスは迷いなくエリーを置いて去ってしまう。 残されたのは、冷めた紅茶と、置き去りにされた自分。 わたし、何を優先されているの? さらに次の約束の日。 今度はアリシア本人が同席し、三人での外出に。 か弱く、儚く、守ってあげたくなる従妹。 だがエリーは気づいてしまう。 それは本当にただの病弱なのか? 冷静に観察を始めたエリーは、 「健気さの裏にあるもの」と「男の鈍さ」を見極めていく。 これは、 奪われる側で終わらないために動き出した婚約者の物語。

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小説を読もう2026/05/11
  • 現在の作品わたしの婚約者の病弱な従妹