あらすじ
間宮悠馬は、契約者になりたいと思ったことがなかった。
アンカーと呼ばれる異界存在と契約し、特別な力を扱う者たち。災害対応や国家の仕事にも関わるその存在は、悠馬にとって遠い世界の話だった。
そんな悠馬は、公園で白鳥瑠花と出会う。
瑠花は、名もなき低位アンカーに名前をつけるため、ひたむきに努力を続ける少女だった。
そのまっすぐさを、悠馬は少し眩しいと思った。
けれど、彼女が少しずつ追い詰められていくのを、悠馬はただ見ていることしかできなかった。
そして、取り返しがつかなくなる寸前。
悠馬の前に、一体の悪魔が現れる。
「汝、力を欲すか?」
これは、できれば楽に生きていたかった少年が、悪魔との契約をきっかけに契約者たちの学園へ足を踏み入れる物語。