あらすじ

この国では、精霊は音でしか呼べない。  そして最も力ある〈空の長たる者〉に応じるのは、ただ一つ――〈爆ぜる音〉だけ。  だから、煙火師(えんかし)が必要だった。  工房〈カグツチ〉の見習い・リオン、十四歳。師匠も兄弟子も、昨日の〈竜の落涙〉で死んだ。  残された玉は、十発。配合帳と、紫の禁忌玉ひとつ。  隣国の魔王軍が、三日後に村を襲う。 「同時契約は、配合師の禁忌だぞ。魂が削れる。最悪、死ぬ」 「他に信じるものがありません!」 隣村から見れば、それはお祭りでも見たことない、不思議な花火大会だった。 全5話完結・短編連作「花火師三部作」第三部

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カクヨム
カクヨム2026/05/10
  • 現在の作品煙火招来記 ~見習い煙火師リオンと三柱の精霊〜