あらすじ
昔から自分の周りで“不幸”が起こることに悩み、他人と距離を置いて生きてきた高校生・遊佐あずさ。
ある日、近所の凶暴犬に追いかけられた先で、学校最強と恐れられるヤンキー・立花虎徹と最悪の出会いを果たす。
怖いはずなのに、犬に優しく笑う姿や、不器用ながら真っ直ぐな言葉に触れ、少しずつ虎徹へ惹かれていくあずさ。
しかし、二人の距離が縮まるほど、周囲では不穏な出来事が起こり始める。
“理解者”だと思っていた親友の歪んだ想い。
自分のせいで誰かが傷つくという恐怖。
そして、訪れる最悪の別れ――。
これは、幸福になりきれなかった二人の、切なくて優しい恋の物語。