あらすじ
魔素を“感じ取る”ことしかできない感知系魔法。
それは、魔法士官学校で最底辺と蔑まれる外れ能力だった。
海軍魔法士官クラウス・ヴァン=リーデルは、任官直後に海軍陸戦隊へ出向を命じられる。
向かった先は、カルヴァ岬。
術式防壁によって守られた敵要塞を巡り、艦砲射撃と浸透作戦が行われようとしていた。
だがクラウスだけは気づく。
地図の誤差。
坑道の存在。
そして、敵が仕掛けた包囲の流れに。
敵を焼く力はない。
それでも彼には、“戦場の致命”が見えていた。
魔法と軍事技術が発展した世界で描かれる、
硬派ミリタリーファンタジー開幕。