あらすじ
東亜連邦軍の特異点、日高凌。彼が率いる『J-CED』の役割は、破壊ではない。
紛争地、枯渇した都市、歪んだシステム。
彼は『ヌルテク』という圧倒的なカードを手に、静かにテーブルへ着く。
物理的な衝突を無効化し、相手が最も切望する「安定したインフラ」を、J-CEDの規格とともに提供する。
それは、相手にとって拒絶する理由がどこにもない、完璧な「解」の提示。
「強制はしない。望むなら、最適な環境を提供しよう」
その言葉の裏側で、世界のOSは静かに、そして確実に日高の手によって更新されていく。