あらすじ

都内のデザイン会社で働く二十五歳の青年・朝比奈 蓮(あさひな れん)は、人付き合いが得意ではない。 仕事を終えて帰宅し、静かな部屋で過ごす深夜だけが、唯一気を抜ける時間だった。 そんなある夜。 何気なく開いたSNSで、蓮は一人の女性の投稿に目を留める。 『今日もお疲れさま。』 コンビニ帰りの夜道と、温かい缶コーヒーの写真。 たったそれだけの投稿なのに、不思議と心に残った。 投稿者の名前は、「美月(みづき)」。 日常の小さな寂しさや、疲れた夜の気持ちを、飾らない言葉で綴る彼女に、蓮は少しずつ惹かれていく。 やがて二人は、DMを通して言葉を交わすようになる。 眠れない夜の会話。 他愛ない通話。 「おやすみ」を送り合う毎日。 距離は少しずつ縮まっていく。 けれど、蓮の想いが深くなるほど、彼の中には独占欲と不安が生まれていく。 “君の特別になりたい。” “他の誰かに笑わないでほしい。” 重いとわかっているのに、抑えられない感情。 そしてある夜。 蓮は、美月が誰かと楽しそうに過ごしている投稿を見てしまう――。 これは、不器用な二人が、“好き”を知っていく、深夜の恋の物語。

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小説を読もう2026/05/10
  • 現在の作品重いって、わかってる。