あらすじ

戦前から昭和末期にかけて、地方の小文芸誌へ断続的に掲載されていた怪談連載『夜の耳』。 掲載誌の多くは既に廃刊し、原稿も散逸していたが、昭和末期、とある編者によって再収集が行われた。 山村の禁足地。 夜道で名前を呼ぶ声。 海辺の集落に残る古い遊び。 「見てはいけない」と言い伝えられた蔵。 収められているのは、どれも土地に埋もれた小さな怪談ばかりである。 だが編者は、蒐集の過程で奇妙な記述を遺していた。 ――どうしても、最後の一話だけが見つからない。 『夜の耳』百話。 そして、存在するはずの百一話目。 これは、失われた怪談集の再編集録である。

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カクヨム
カクヨム2026/05/10
  • 現在の作品『夜の耳 ―― 振り許された話と、振り許されなかった話』