あらすじ
「お前は朕のすべてだ。誰にも、運命にさえも奪わせぬ」
名家である白家の庶子として生まれ、不吉な力を持つ「忌み子」として地下室に幽閉されて育った青年、白玲玉。
彼は本来嫁ぐはずだった妹の身代わりとして、女装させられ、血も涙もない暴君と恐れられる蒼龍帝の後宮へと送り込まれてしまう。
正体がバレれば殺される。そう覚悟して震える玲玉だったが、冷酷なはずの皇帝は彼を見るなり、狂おしいほどの独占欲と深い愛情を向けてきて――!?
「朕が千年待ち続けた、唯一無二の伴侶。ようやく見つけたぞ」
実は玲玉の持つ忌み嫌われた力こそが、瘴気に蝕まれた帝国を救う唯一の光「龍脈の共鳴者」の力だった。 絶対的な力を持つαの皇帝からの、甘く重すぎる溺愛。
無価値だと思い込んでいた玲玉は、皇帝の愛に包まれながら、その清らかな力で大地を癒やし、やがて国中から愛される奇跡の存在へと変わっていく。
孤独だった青年が、最強の皇帝の愛に絆され、全てを手に入れる極上の中華オメガバース・ファンタジー!
【登場人物紹介】
◇白玲玉《はく・れいぎょく》
名家である白家の庶子として生まれたが、古の伝承にある「龍脈と共振する稀有な力」を持って生まれた青年だ。
その特異な性質を不吉なものとして疎まれ、地下の書斎に閉じ込められて育った。
自分を「無価値な虫けら」だと思い込んでおり、臆病で控えめな性格だ。
しかし、その芯には凛とした強さと、他者を慈しむ清らかな霊力を秘めている。
皇帝の身代わり花嫁として入宮し、運命が大きく動き出す。
◇蒼龍帝《そう・りゅうてい》
広大な帝国を統べる若き皇帝だ。
龍の血を引き、その身に強大な魔力を宿している。
冷酷非情な統治者として恐れられているが、それは瘴気に侵されゆく帝国を守るための孤独な決意の裏返しでもある。
αとしての圧倒的な威圧感を放つが、唯一の共鳴者である玲玉に対しては、狂おしいほどの独占欲と深い愛情を見せる。