あらすじ
三十五歳で死んだ俺は、気づけば“神”として真っ白な空間にいた。
海、大陸、種族、魔法、文明……好き放題に世界を作ったものの、
なぜか毎回、魔王が自然発生して世界が滅ぶ無理ゲー状態。
何度リセットしても安定しないため、
ついに俺は受肉して世界へ降臨することにした。
だが降り立った先で出会ったのは、
生贄として捧げられた金髪の少女と、雷を呼ぶ青白いドラゴン。
ドラゴンを“削除”した俺に、少女は詰め寄る。
「ドラゴンさん! 村を襲わないって約束してください!」
……いや、俺はドラゴンじゃないんだが。
世界を救うはずの神の初仕事は、
生贄少女の勘違いを解くことから始まった。