あらすじ
侯爵令嬢マリアナは十年前から婚約していた公爵令息アレクに公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。アレクの傍には浮気相手の男爵令嬢セリーヌが寄り添っている。彼女に嫌がらせをした挙句、階段から突き落とした冤罪をかけられてのことだった。
しかし、アレクの弟レイフの協力で、冤罪であることが立証される。アレクは廃嫡されて、魔物が出没している辺境伯領へ飛ばされる。
これは愛するアレクに見向きもされないことを憂いだマリアナの策略だった。
アレクを排除して、継嗣になったレイフと婚約を結びなおし、マリアナの計画通りに事が運んだはずだった。しかし、アレクは聖騎士となり、英雄として凱旋する。そして、マリアナの策略が暴かれていく。
前作『婚約破棄した公爵令息は辺境の地に飛ばされて魔物を討伐する』のマリアナ視点です。