あらすじ
人間の「花粉症の苦しみ」をエネルギー源として回収し、妖精たちが日夜ブラックな激務をこなす異世界・精霊界。
しかし、重度の花粉症に悩まされる男子高校生・累(るい)が神社で「花粉撲滅」をガチ祈願した結果、精霊界のシステムに異常が発生。パニックに陥った精霊庁は、妖精たちを人間界へ送り込み、「手作業で人間を苦しめろ」と命令する。
送りこまれた妖精の一人、新人妖精レンは手作業の限界を迎え、累の顔の上であっさり寝落ち。
花粉症から逃れたい累は、DIYスキルを駆使して自作の「ドールハウス」にレンを軟禁。さらに、市販のスナック菓子を与えて完全に手懐けてしまう。
「なんじゃこの極上の旨味は! わらわはここで一生暮らすのじゃ!」
堕落したレンを起点に、人間界のジャンクフードの暴力的旨味と、ふかふかのベッドの存在は精霊界のエリート社畜たちにまで知れ渡ることに。
過酷な労働環境に絶望していた彼らは、極上の環境と報酬を求めて、次々と累の作業部屋へと入国してくる。