あらすじ

わたし、白瀬詩織(しらせ・しおり)は、自分が「ひどく鈍い」女子高生だと思っていた。 誰かの泣いている理由にも気づけない。誰かの嘘にも、優しさにも、いつだって一拍遅れて気づいてしまう。だから、いつも誰かを傷つけてしまう。 ――そんなわたしが、十月十四日、月曜日の放課後、屋上から「落とされた」。 目が覚めたら、もう一度、十月八日の朝になっていた。 犯人を見つけなければ、わたしはまた、七日後の月曜日に殺される。けれど、犯人候補はみんな、わたしの大切なクラスメイトたちで――。 「ねえ、白瀬さん。わたしね、白瀬さんのこと、ずっと見てたよ」 優しく微笑むその子が、本当はどんな顔で笑っていたのか。鈍いわたしには、まだ分からない。 これは、自分の死の謎を解くために、自分を殺した「優しい誰か」の心を読み解いていく、ひどく不器用な女子高生の七日間のお話。

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小説を読もう2026/05/10
  • 現在の作品無能と呼ばれた女子高生探偵は、優しい同級生の嘘を七日かけて解いていく