あらすじ

舞の家元の娘・おりんには、忘れられない人がいる。 帝都でも名高い華族の跡取りであり、香道の師範代だった”先輩”。 身分違いと知りながらも惹かれ合った二人は、誰にも知られてはならない恋に落ちた。 しかし、宮中を揺るがす政変の夜、先輩は突如姿を消す。 それから二年。 家元の命で離れに匿われた”秘密の客人”の世話お任されたおりんは、そこで懐かしい白檀の香りを嗅ぐ。 現れたのはーー記憶を失った先輩だった。 触れるたび、 白檀の香りが漂うたび、 先輩の瞳は苦しそうに揺れる。 忘れられたはずの恋は、香りとともに蘇っていく。 これは、帝都の雨の夜に始まった、許されざる恋の物語。

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小説を読もう2026/05/10
  • 現在の作品最愛の貴公子様へ、忘れられた花嫁ですが、忘れた貴公子を保護しております