あらすじ
【小説賞応募の関係により、あらすじにはネタバレを含みます】
ヒロインの中学三年生、神崎昴。スバルは実は、大昔に地球に悪影響をもたらした魔物を封印した伝説の子孫だった。
そんな彼女に、ある日、イチロウと名乗るオオカミが現れる。どうやらスバルとイチロウは結び相手同士らしい。彼はオオカミでもありながら人間の姿にも変身することができて、スバルのことを「ご主人様」としたう上に、一緒に学校まで通うことに。どうやら最近、封印されていたはずの魔物が目覚め、日本中の動物に呪いをかけているらしい。凶暴化した動物たちを清められるのはスバルしかいないのだとイチロウにうながされ、スバルは動物の呪いを解くためにイチロウと二人三脚で進んでいく。ある日、呪いにかけられたホワイトタイガーと出会う。呪いを解くと"タイガ"と名乗った彼は、スバルに協力することを決める。次に、スバルの国に金髪の少年"コン"が転校してくる。彼は実は、頭の切れる魔物の使いだった。しかしその魔物"鳳凰"は、家族のためにとつかえていたはずのコンを裏切り、切り捨てる。そんなコンはスバルに協力することを決め、ある日最終決戦へ持ち込む。しかし、以前神崎家の地下で見つけた秘伝書に書いてあったのは「清めの術をすべて使った満月の日に、ある鳳凰をも倒せる伝説の術が解放される」と記されていた。しかし、その術を使ってしまえば、イチロウの命に保証がないことを知り、どうしたらいいのかわからなくなるスバル。それにも関わらず、鳳凰のくりだす大きな攻撃に太刀打ちもできず、どんどん仲間がやられていってしまう。そんなスバルに、イチロウはあの技を使えと促し使ってしまう。鳳凰は倒せたものの、自我を失って凶暴化したイチロウを抱きしめて必死に元に戻ってと懇願するイチロウ。そのかいあってかイチロウは元に戻り、すべての戦いが終了する。結びが解け、平穏な日々が戻ってきたとき、スバルは「みんなといつまでも一緒にはいられない」と悲しみをこぼす。そんなスバルにイチロウは「たとえ結び相手じゃなくなっても、オレはオレの意思でスバルのそばにいたいんだ」と告白。