あらすじ
「終末」から10年。人の文明は終わり、ゾンビパンデミックが終わり、虫と胞子が旧市街に住まう、緑の時代。
そんな旧市街の1つ「東京」を、人の土地として取り戻したのが4年前。それでも全員が東京には住むことは無く、人々は各地で小さなコミュニティで今日も生きている。
4年前の東京奪還に参加していた隻腕の青年「カリン」は、そこで離れ離れになった妹のリズを追いかけ、「種子島」を目指し旅をしていた。
消えない喪失を抱える人と、それが世界なのだと進む人。
そんな事には目もくれず、変わっていく生態系に抗いながら進む終末後遺症たちの物語。