あらすじ
異世界転移したはずが、なぜか岩手県・滴石町に放り出された美容オタクの美肌聖女・高橋美咲。
チート級の美容魔法で町の人々の肌をぷるぷるに変えていたある朝——
美肌の桜の根元から、町の人気美容師長の死体が発見される。
ポケットから出てきたのは「まいばすけっと 滴石中央店」のレシート。
岩手にそんな店は一店舗もない。
なのに町のみんなが口を揃えて「昨日も行った」「新作セラムを買った」と言い出す。
ないはずの青い看板。ないはずの記憶。
これは、ただの殺人事件ではなかった——。
美容魔法で肌だけでなく心の淀みまで洗い流しながら、
美咲が暴く「ないはずのもの」の正体とは?
岩手ローカル×異世界チート×心理ホラーが融合した、衝撃の1話完結ミステリー。
最後まで一気に読める、読後感の良い短編です。