あらすじ

子どもの頃、主人公は毎春、母と竹林へタケノコを掘りに行った。 しかし時代の変化とともに竹林は消え、太陽光パネルの山へと姿を変える。 母の記憶もまた薄れ、かつての春は彼女の中にしか残らなくなっていた。 主人公は母のために、竹の生える別の山の斜面に小さな家を建てる。 だがその山は、夜な夜な“ある仕置き”が行われる場所でもあった。 ある夕暮れ、母は土に埋められ頭だけを出した男を見て、 「いい竹の子がはえとる」と無邪気に言う。 翌朝、母は嬉しそうに言った。 「今日はいい竹の子が採れたから、竹の子ご飯にしたよ」

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カクヨム
カクヨム2026/05/09
  • 現在の作品母の春