あらすじ

深夜三時。リビングの壁に穴を開け、俺の作業着を羽織っていたのは、不法侵入した「自称・未来の妻」だった。 彼女はエリート弁護士のバッジを掲げ、法学の正論で俺を追い詰めようとする。 だが、そんなものはどうでもいい。俺が絶望したのはそこじゃない。 「おい、お前……『のの字』が逆だぞ」 法律は完璧でも、コンセントの繋ぎ方ひとつ知らない。 芯線はガバガバ、被覆は剥きすぎ。それは施工ではなく、ただの「放火未遂」だ。 司法試験には合格しても、俺の家の配線は「不合格」。 資格だけは持っているニート弁護士と、職人気質な俺の、物理的にショートした共同生活が始まる。

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カクヨム
カクヨム2026/05/09
  • 現在の作品『のの字』が逆だ。――資格だけのエリート弁護士(ニート)が、深夜のわが家で放火未遂を起こした件