あらすじ
終電間際の駅で出会ったのは、画面越しにしか知らなかった“推し”だった。
人気声優・白瀬ミナトと、偶然にも同じ夜に終電を逃してしまった主人公。
行き場のない夜をきっかけに、ふたりはファミレスで朝まで時間を潰すことになる。
そこで交わされる何気ない会話は、憧れだった距離を少しずつ壊していき、やがて“ただの推し”ではいられない感情へと変わっていく。
けれど夜が明ければ、現実は静かに戻ってくる。
それでも消えなかった言葉と視線は、確かにふたりの間に新しい関係の芽を残していた。
終電を逃した夜から始まる、名前のない距離の恋物語。