あらすじ
世界的なロックスターとしての人生を極めた男・イッキ。
破天荒な生活を繰り返し、気づけば末期がんに侵されて余命宣告を受けた。
死に近いことを誰にも知らせずに、彼はバンド結成30周年記念ツアーコンサートで世界中を回り、最終公演は彼らの地元で最大級かつ最高のステージとして終わらせた。
その夜。丘の上の自宅のペントハウスでその余韻に浸って酔っていたところ、プールサイドで彼は雷に打たれてあっけなく死んでしまった。
そしてなぜか異世界の人物に憑依してしまう。
そこは武侠小説、のような世界。彼は邪派の弱小家門の小門主・17歳の迅一稀(じんいっき)として目覚めた。
思いがけない二度目の人生。彼は前世での破天荒で後悔だらけの生き方を改め、人との関係を大切に生きようと決心する。
極楽とんぼで邪派らしくない気の弱い父親、魔教出身の武人の母親とともに家門の栄光を取り戻し、武林を揺るがす謎の強敵に挑むため、正邪魔の垣根を超えたライバルたちと思いがけなくも協力し合うことになる。
エレキギターの音功を武器に、イッキの新たな人生がスタートする。