あらすじ

学校にある勉強机の上に、歴史の教科書が無造作に置いてある。 何処にでもある、普通の歴史の教科書。 窓から暖かい風が吹き込み、教科書にページをめくり始めた______ 時は現代から千年前、平安時代の日本に遡る。 千年前から存在する、人ならざるもの。 それを人は「あやかし」と呼びました。 時に、人を喰らい、盗み、そして戦を企てる「あやかし」 「妖」の被害に頭を悩ませた当時の帝は、 ある力ある陰陽師たちに命じました。 「お前たちの力で、あやかしの怒り、悲しみ、そして憎しみを鎮めてくるのだ」と______ 力ある陰陽師たちは、帝の命に答え、「あやかし」を完璧ではありませんが、鎮めることに成功し、特に活躍した陰陽師に「光をもたらした灯火」という意味合いを込めて、「光炎《こうえん》」という称号を、帝が授けたのです。 こうして、平安の時に、平和が訪れました。 めでたしめでたし______ 東京に、夜叉椿という少年がいた。 椿に残る、幼少期の唯一の記憶「兄」。 「彼」は妖退魔特殊部隊の制服に身を包み、椿のことを愛おしい声で呼び、愛おしい瞳で椿を見つめていた。 名も知らない、顔も知らない、「兄」の名前も知らない… でも「彼」は、確かに、椿の憧れであり、目標であった。 「兄」との再会、「兄」の隣に並ぶため、椿は妖退魔特殊部隊を目指す___ ______しかし、椿は”現代“を生きるには、あまりにも過酷なものだった。

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カクヨム
カクヨム2026/05/09
  • 現在の作品光炎の子