あらすじ

ある夏の日、営業帰りの進藤は、街中で聞こえるはずのない「水の音」を耳にする。 音に導かれるように辿り着いたのは、「立花」と表札のかかった古い民家だった。 そこには、透き通る池と、この世のものとは思えないほど美しい、一匹の錦鯉がいた。 ——その日を境に、進藤の周囲は一変する。 誰にも聞こえない水の音 誰にも気づかれない池の匂い そして、水のない地面を泳ぐ、紅葉色の尾。 美しいものを見惚れた時、人はもう戻れない。

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カクヨム
カクヨム2026/05/09
  • 現在の作品水のない尾