あらすじ
7年前、星が落ちた。
降り注いだ“星”は大地を裂き、人類の半数をたった数日で消し去った。
同時に気候は壊れ、季節は意味を失い、海はかつての境界を呑み込んだ。
かつて陸地だった場所には、今は錆びた標識と水面だけが残っている。
そんな混乱の最中、外宇宙からの存在「星の者」が現れる。
彼らは疲弊した地球では抵抗できないほどの兵力を持ち、地上を段階的に制圧していった。
多くの国家は機能を失い、かつての大国は瓦礫とスラムに姿を変えた。
その中で、アジアにかろうじて“国の形”を保っている国があった。
その国は日本。
星の落下にいち早く対処し、国内に5基のみ設置された"51cm対地対空両用磁気火薬複合加速方式半自動固定砲"により迎撃。
一部の都市での被害は出てしまったものの、大規模な被害は避けることができた国。
また、その破壊力により、星の者の侵攻を阻止することにも成功。
だが内実は脆かった。
関東甲信、北海道、中国地方には星が落下。
大阪などの大都市も、星の破片の落下により多くの都市機能を失っていた。
これは、そんな世界で、
失われたものを探し続ける者たちの物語だ。