あらすじ

大学進学を機に住み始めた古いアパート。 二階の一番端にある部屋は、入居したときからずっと空き部屋だった。 誰も住んでいない。 誰も詳しく知らない。 けれど、夜中に音がする。 友人が見たという黒い影、真っ直ぐになった表札、二階を見上げる大家。 確かめなければ、ただの空き部屋でいられる。 だから僕は今日も、あの部屋を見ないようにしている。

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カクヨム
カクヨム2026/05/09
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