あらすじ
入社式を終えたばかりのアキは、幼馴染みのハルから突然「逃げよう」と誘われる。
後部座席には大金の入ったバッグ。
鳴り止まない着信。
そして、何かに追われるように北へ向かう深夜のドライブ。
二人は桜前線を追いかけるように東北道を走り続ける。
春を『ドミノ倒し』になぞらえ、「桜が終われば、この旅も終わる」と語るハル。
しかし旅が進むにつれ、彼の言葉や記憶には少しずつ不穏な綻びが見え始める。
これは逃亡劇なのか、それとも別れへ向かう旅なのか。
満開の桜と散りゆく春の中で描かれる、切なくも優しい青春ロードストーリー。
妄想コン『桜前線』参加作品。