あらすじ
※この物語の本編は、一話毎に男女の視点が入れ代わります。
三十六歳、独身の花さんは、雨の日に見かけた『親切の通り魔』のような植木屋さんの事が気になるが、見ているだけで満足で。
同じく三十六歳、独身の植木屋さんは、ちょっぴり学歴コンプレックスの苦労人。朝のコンビニで時折見かける、いつもペコペコと頭を下げている花さんの事が密かにお気に入り。
冬になり、思いがけず縮まる二人の距離。誤解し、すれ違い、やがて気持ちが通じていくものの、花さんには一歩踏み出せない理由があった。
じれったい程に何度もすれ違い続ける。そんな大人達の、時に切なく、時に笑える恋の行末、あなたも一緒に見守って下さい。
note創作大賞2025、恋愛小説部門で最終選考に残った作品です。