あらすじ
まもなく高校二年を迎える三月末、千桜(ちお)は家の近くの堤防沿いに咲く桜をスケッチしていた。
その桜の木の根元には、一人の男性の姿が。
一本の桜を鑑賞するにしては長すぎるほどの時間、彼はそこに佇んでいた。
千桜は密かに、スマホのカメラ越しに、その男性が何をしているのか探ることに。
そこに見えた姿は――。
年上フォトグラファーの青年・榊(さかき)との出会いの中、千桜が過ごす淡く瑞々しい、ふた春。
一歩踏み出す千桜の、小さな成長の物語。
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※ この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。