あらすじ

ローゼンクロイツ侯爵令嬢アデリーヌは、王太子ヴィクトールとの結婚式当日、控室で義妹リリスから差し出された一杯の毒杯に倒れた。 「お別れですわ、お姉さま。十一年、よく演じきったでしょう」 愛らしい義妹の笑顔と、婚約者の冷たい眼差し。母を喪ってから十一年、唯一の家族と信じてきた二人に殺された花嫁は、絨毯の上で十九年 の命を終えた――はずだった。 目を覚ますと、そこは三年前の自室。建国祭の朝、これから王宮広間で「婚約者選定の儀」が執り行われる、十六歳のあの日だった。 二度目の人生で、私は彼を選ばない。 あの可愛い義妹を、最初からあの方に差し上げてしまえばいい。 決意を胸に王宮広間に立ったアデリーヌの前で、王太子よりも先に進み出た男がいた。氷の戦神と恐れられるシュヴァルツヴァルト大公ノク ト。彼もまた、夢の断片で「間に合わなかったあの日」を知る男だった

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小説を読もう2026/05/08
  • 現在の作品死に戻ったので元婚約者は義妹に譲ります 〜お似合いのお二人ですから、最後までご一緒にどうぞ〜