あらすじ
過酷な環境で苦しみの涙を流して完成した音楽は、「本当の音楽」と言えるのだろうか?
いや、そもそも「本当の音楽」とは何なのだろうか。
音楽に正解はないとよく言われるが、唯一その正解を突きつけられるのが吹奏楽コンクールだ。
その「正解」と自分の中に持っている音楽観が乖離した時、人は吹奏楽部の在り方に疑問を持ち始める。
もしかすると、人は音楽ではなく、過程の過酷さ(悲劇)を美談にしたいのかもしれない。
私立・麗暸高校吹奏楽部
県内トップレベルの吹奏楽強豪校で、吹奏楽コンクール全国大会への出場経験も多数ある。
今年もコンクールへの参加を目的に入部してきた新入生が多数いるが、初めての顔合わせで顧問から急に
「今年は吹奏楽コンクールには出んことにしたんだわ」と告げられる。
存在価値を突然奪い取られた吹奏楽部。
彼らはどのようにして自分たちが輝ける場所を見つけるのだろうか。
(割とラブコメ要素も強いです。百合描写もあります。)