あらすじ
前世は腸活オタクのOL——気づいたら、異世界の貧乏貴族の赤ちゃんに転生していた。
授かったスキルは「腸内鑑定」。腸の状態がわかるだけの、誰もが首を傾げる最弱スキル。家族には厄介者扱いされ、お金目当てで「呪われた公爵令息の世話役」に売られてしまう。
呪いの子と恐れられるレオナルド様。でもエリーゼの目には、呪いなんて見えない。見えたのは——十二年間、誰にも気づかれなかった、壊滅的な腸内環境だった。
「あなたは呪われていません。ただ、腸が荒野になっているだけです」
最弱スキルと前世の知識を総動員して、腸活開始。発酵食品、土壌菌、フローラ移植——少しずつ、確実に、彼の腸が変わっていく。そして腸が変わると、心が変わる。目に光が宿る。
やがて明かされる真実——彼の病弱は、王家による二百年間の腸支配の結果だった。
最弱スキルの腸活令嬢が、腐った王国をひっくり返すまでの物語。
腸が変われば、世界が変わる。