あらすじ
高校三年生の奏には、誰にも言えない秘密があった。
それは、親友の流花をずっと好きだったこと。
一緒に肉まんを半分こして、放課後は華流ドラマを見て、くだらないことで笑い合う。
そんな“親友”としての距離が幸せだった。
けれど、卒業が近づくにつれ、流花は少しずつ変わっていく。
大学、恋人、未来──置いていかれる恐怖に、奏の心は揺れていた。
「この気持ちは、知られてはいけない」
そう思っていたはずなのに、ある冬の日。
冗談みたいなキスをきっかけに、二人の関係は静かに壊れ始める。
これは、“好き”の答えを探し続けた、二人の女の子の初恋の物語。