あらすじ
とある闘技場の控室にて、俺は自分自身が映っていた鏡を見て前世の記憶を思い出した。
「……おい、嘘だろ? どうして俺は【真・大陸覇王】に登場する、最弱のモブ悪役貴族のトーガ・ジークアースになっているんだ?」
そう、俺は前世で大人気だった戦略アクションRPG――【真・大陸覇王】の序盤で必ず破滅する最弱のモブ悪役貴族に転生してしまっていた。
原作通りなら悪名を重ね、本編の主人公によって確実に死ぬ未来が待っている。
だが、今の俺には二つの武器があった。
一つはゲームの原作知識。
もう一つは前世で修めた一子相伝の居合術。
そして俺は闘技場での決闘を皮切りに、自身に降りかかる破滅フラグを斬り伏せていく。
やがて俺は魔人すら斬れる最凶武器の【妖刀・冥月】も手に入れ、原作ではありえない英雄譚を刻み始める。
最弱から最強へ。
破滅フラグは居合術で斬り伏せてやる!
これは破滅するはずだった最弱の悪役貴族が、居合術で最悪の運命そのものを斬り伏せて最強の悪役貴族へ成り上がる物語。