あらすじ
ボクの脳内に焼き付いていた「わかりやすい悪役」の姿。
あなたは、メディアが提示した「わかりやすい答え」を疑ったことがあるだろうか?
「和歌山毒物カレー事件」。誰もが知るこの事件の確定判決には、恐るべき「バグ」が潜んでいるように見える。
最高権威が疑義を唱える科学鑑定、見えない場所からの目撃証言、そしてそれらを自己保身で守り抜く「司法の相互補完」。
「裸眼メタ視点」を自称する無学な素人が、現在進行形の重大事件にエンタメ的知的好奇心でメスを入れる。
不謹慎を承知で綴る、思い込みの破壊とカタルシス。
すべてを疑い続けた果てに、最高裁の国民審査で「すべてに×をつける」に至った、ある男の歪な思考の軌跡。