あらすじ

高校に入学して陰キャの僕が出会ったのは、同じくぼっちの陰キャ女子……七瀬凪だった。 性格は違うのに、波長が合う。七瀬もそう思ってくれたのか、陰キャ同盟を組んで昼飯を一緒に食べるようになった。 陽キャの愚痴を吐き出す七瀬は、対抗心を燃やしてか、僕を遊びに付き合わせるようになる。 距離感がおかしくて、やたらと絡んでくる彼女と遊んでいるだけ……そのはずだったのに。 「未経験なのは恥ずかしい」 「見下されたくない」 「普通になりたい」 そうまくし立てた七瀬に流されるまま、気づけば僕たちは、一線を超えていた。 恋愛なんて重たいものを望んでいない七瀬は、恋人を欲しているわけじゃない。 けれど、ここまでして、ただの友達に戻れるはずもない。 そんな中途半端な関係の中で、七瀬は僕にだけ、そのすべてをさらけ出してくる。 「か、勘違いすんなよ」 「これはあくまで経験値稼ぎだ」 「あたしにとって、円谷が練習台にちょうどよかっただけであってだな……」 そう強がりながら、僕にだけ依存してくる陰キャ女子。 これは、距離感が壊れたまま始まってしまった、少し危ない関係の話。

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カクヨム
カクヨム2026/05/07
  • 現在の作品「これは経験値稼ぎだから」距離感バグり気味な陰キャ女子の七瀬さん。僕を練習台にして一線を越えたのに、今さら依存してくるなんて聞いてない