あらすじ
妄想コンテスト「散歩」参加作品。
社会人となり挫折した兄は、いつしか引き籠りとなった。そんな彼を心配する妹の美沙は、穏やかな散歩日和に社会復帰のキッカケを得るべく外出する様促す。
昔夢見た小説家を思い出し、執筆の題材を求め散歩へと繰り出す事となった。
駅へと歩む中、息苦しさから公園へと引き寄せられた彼。そこには同じ無職のおじさんがいた。
通じ合う二人だからこそわかる苦しみ。そんなおじさんの苦痛を解き散歩を続けた彼の視界にベンチへ忘れ物をした小綺麗な女性の姿が……。声をかけるが彼女は逃げるようにその場を立ち去った。
彼は親切心から声を掛けたが、想定外の事件へと巻き込まれてゆく。