あらすじ
世界、終了のお知らせ。
預言: 「令嬢が世界を救う」
終わり。説明なし。
賢者、人生三十年を使って解読し、 「令嬢じゃ」 と言い残して腰を破壊。
選ばれた公爵令嬢ベアトリクスは、 世界滅亡より菓子代停止を恐れる女だった。
仲間は、 転倒率ほぼ隕石の元英雄と、 炎魔法しか使えないのに毎回どこかを燃やす女。
迷宮は泣いて廃業。
虚無の王は情緒を破壊され、
歴史家は魚料理の意味を考察し続け、
世界はなぜか救われる。
花は散る。
紅茶は冷める。
ガルーダは転ぶ。
でもその間、 わたくしたちは確かに歩いていた。
これは、 終末と哲学と紅茶と火災保険の物語。