あらすじ

十二歳の診察室で、研修医だった新城は、黒く塗り潰されたノートの中に残るわずかな“余白”へ触れた。

「ここは残せ。余白は要る」

その瞬間から、羽生の内部には説明できない熱が残り続ける。

数年後。
主治医として再会した新城は、羽生の瘢痕に触れた瞬間、自分の身体制御が少しずつ崩れていくことを知る。
呼吸が遅れる。
指が離れない。
接触の感覚だけが、診察後も神経へ残り続ける。

記録、管理、境界。
本来切り離されるはずだった二人は、呼吸と反応速度だけで静かに侵食し合っていく。

高校生×医師
年齢差/年下攻め/男前受け
静かな狂気と身体感覚の侵食を描く、ダーク寄りBL。

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アルファポリス
アルファポリス2026/05/07
  • 現在の作品侵食熱 ―診察室の残響―学生×医師《全13話》